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「(学長メッセージ)前期授業の終了に当たって」

学生の皆様へ

新型コロナウイルス感染症への対応の長期化に伴い、皆様方には各種活動の行動制限により大変なご不便・ご苦労をおかけしています。不安や困難を抱えながら通学によらない授業に参加されている方が多くいるであろうこと、また4月以降キャンパスにおいて学生と教職員が集い、語らい、学び合う機会を設けられずにいることに、教職員一同、大変心を痛めております。そのような中にあっても、皆様のご理解・ご協力のおかげで、これまでのところ幸いにも本学関係者の感染拡大といった事態を回避し続けることができていることに、深く感謝申し上げますとともに皆様の社会福祉を学ぶ自覚と責任ある行動を誇りに思います。

本学の建学の精神の一つに、「窮理窮行」という言葉があります。社会福祉の理論を窮めその理論に基づく実践を窮めるという意味です。本来大学は学問を通して真理を探究する場です。限りなく自由でしなやかな知性を磨き合い、対話を通して意識を変容させ本当の自己を究明し、その自己を通して世界や自然、宇宙の真理を究明する場です。新型コロナウイルスという未知の病のために、不自由を余儀なくされている今こそ、自由からの逃走をするのではなく、叡智を愛し、本来の自己、あるべき自己と真摯に向き合い、限りある命をいかに生きるべきか自問自答の機会と捉えていただきたいと思います。
今苦しい想いを抱えて涙が止まらない方も、悩みや困難を抱えて苦しんでいる人の気持ちがわかる実践者になれるよう学びを深めていただきたいと思います。

日本社会事業大学には、国の委託を受けて指導的社会福祉従事者を養成する使命があります。言い換えるならば、国民の悲しみを幸せに変える使命感を持った学生を育て世に送り出す使命があるということです。そのために政府から委託費(国民の血税)をいただき運営しています。我々は、日本社会事業大学に係わる全ての学生・教職員とともに、その自覚と誇りを胸に秘めて、この世界史的難局を乗り越えて参りたいと強く決意する次第です。

まもなく前期授業が終了し、夏期休暇を迎えます。
対面によらない授業に取り組んで疲れた心身を癒す時間を持っていただきたいと願うと同時に、まだ解明されていないことが多いこの新型コロナウイルスという見えない敵を侮ることなく引き続き感染予防に努め、宿泊を伴う合宿や会食等の自粛をお願いいたします。
また、昨今の東京都の感染拡大状況や全国の他大学におけるクラスター発生状況を踏まえ、当面の間、授業以外の不要不急の構内への立入及び課外活動は原則禁止を継続します。
なお、研究・教育活動や就職活動の相談等で、入構を希望する学生は、これまでどおり事前に担当部署と連絡を取り、予約制で感染予防に配慮の上入構を許可します。
何卒、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

2020年7月28日
日本社会事業大学学長 神野 直彦

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