修了生インタビュー
- 博士前期課程修了
2022年3月 研究大学院 社会福祉学研究科 博士前期課程修了
船橋市役所 勤務
実践で得た知識を研究によって形にし、
教育現場で還元
増加の一途をたどる児童虐待相談の対応は、在宅支援がほとんどです。市町村子ども家庭相談の役割が拡大していますが、支援につながりにくい家庭への対応が手探りである現状に着目し、協働性を高めるソーシャルワークの方法や展開について研究しました。仕事をしながらの学業だったため、職場の理解なくしては実現できなかったと思います。先生方が仕事との両立や研究のペース配分など、親身になり相談にのってくださったことも大きな支えでした。博士前期課程修了後は、日本社会事業大学の非常勤講師として教育現場に携わる機会をいただいています。実践や研究を教育という形で還元し、ソーシャルワーカー全体のボトムアップに寄与したいです。
※掲載内容は取材当時のものです。
学びを深めるきっかけ
実践で培った知識を形に
2008年に本学社会福祉学部を卒業し、船橋市役所の職員として児童虐待の対応等を担当しました。実践で積み重ねた知識をどのようにすれば形にできるのかを考えた時、大学院での研究にたどり着きました。卒業後も学内学会への参加や先生との交流を続け、学び続ける場があったことも影響しました。