修了生インタビュー
- 博士前期課程修了
2017年3月 専門職大学院 福祉マネジメント研究科 修了
2020年3月 研究大学院 社会福祉学研究科 博士前期課程 修了
静岡福祉大学 社会福祉学部 勤務
医療機関に所属する精神保健福祉士の
地域移行支援実施と関連する個人・環境要因の検討
本学専門職大学院で得た実践の言語化という知見を、広く一般化するために本大学院で学び直したいと考えるようになり、進学しました。私が取り組んだのは、精神保健福祉士の地域移行支援実施と関連する個人・環境要因の検討です。医療機関に所属する精神保健福祉士の地域移行支援実施と関連する個人・環境要因を検討しました。「仕事の圧迫感」が「退院促進・地域移行支援」の取り組みに関連があることが分かり、個人・環境における要因が精神保健福祉士のソーシャルワーカーとしての実践に関連している可能性を示唆できました。大学院での学びを存分に活用して、学生や実践者、当事者などとソーシャルワークの価値を共有し、地域や社会に働きかけ、ウェルビーイングの向上に寄与したいです。
※掲載内容は取材当時のものです。
学びを深めるきっかけ
NPO法人の立ち上げ
精神科病院に勤務した後、地域の仲間とNPO法人を立ち上げ、障害福祉サービスに従事していました。医療機関から地域へと移った際、視野の狭さを痛感しました。自らの実践を研究という視点で振り返りたいと思い、専門職大学院を経て本大学院に進学しました。