修了生インタビュー

  • 博士後期課程修了
増田 裕子さん

2023年9月 研究大学院 社会福祉学研究科 博士後期課程 修了
昭和女子大学 人間社会学部 福祉社会学科 勤務

育児と介護のダブルケア期に働く女性への支援について

女性の就労という観点から育児支援・親支援について研究し、社会に貢献したいと考え進学しました。入学時点では研究者を志望していましたが、博士後期課程の時に学部生の授業をサポートした経験から、福祉領域で活躍する学生の教育に携わるやりがいを感じ、大学教員の道を選びました。大学院での学びは、研究デザインや先行研究の方法、研究を進めていく上で必要なスキル、研究への向き合い方など、すべてが今の仕事である講義や研究に役立っています。研究・仕事・育児を並立することに苦労しましたが、研究のために使える時間を算出し、課題の提出や研究の報告・発表、論文執筆を行いました。今後は教育者として、学生の可能性を広げられるような講義を展開していきます。

田中 理咲子さん

※掲載内容は取材当時のものです。

学びを深めるきっかけ
本学社会福祉学部での学び

本学社会福祉学部を卒業しているので先生方が一人ひとりに寄り添って熱心に指導してもらえる校風だと知っていました。社会福祉の領域を深く学べる環境がそろい、福祉の各領域における著名な先生方が多くいらっしゃるため、どうしても本大学院で学び、研究をしたいと思いました。