修了生インタビュー

  • 博士後期課程修了
白石 敦子さん

2022年3月 研究大学院 社会福祉学研究科 博士後期課程 修了
立教大学 コミュニティ福祉学部 勤務

「看取りの社会化」を進展させる「高齢者『看取り』支援」

博士論文では、高齢者とその家族等を対象とする、死を迎える前後で途切れることのないシームレスで包括的な「看取り」支援について研究しました。高齢者を主な対象とする終活支援事業や、看取りを行う家族等を対象とする支援事業といった、市町村が実施している先進的事業について分析し、「看取り」支援の制度化を促進する要因と今後の方向性を明らかにしました。
博士論文のテーマを発展させる研究を進めると同時に、地域や社会に貢献できるソーシャルワーカーの育成に携わり、研究と教育の双方ともに尽力できる大学教員になることが目標です。高齢者とその家族等、さらには、すべての人が、人生の最期まで、安心して心穏やかに暮らせるような社会の実現に貢献できればと思っています。

田中 理咲子さん

※掲載内容は取材当時のものです。

学びを深めるきっかけ
研究成果を卒論にまとめたこと

一般企業に勤務していた際、介護用品の商品開発に携わり、高齢者福祉に関心を持ちました。社会福祉士の資格取得を目指して、本学社会福祉学部に編入学。社会福祉学について学び、研究成果を卒論にまとめるうちに、もっと学び研究したいと思うようになり、本大学院に進学しました。