博士前期課程の概要
社会福祉学の理論化と、社会福祉実践に必要な技術の修得に関する研究と教育を進めます。
教育目標
現代社会の変化に伴って変動する社会・福祉問題と人々の生活ニーズを適切に把握し、その解決に有効なソーシャルワーク等の社会福祉援助方法、社会福祉実践プログラム、社会福祉制度・政策のあり方、あるいは社会福祉理論を科学的に追求する高度の能力と方法を修得し、社会福祉実践の向上や発展に貢献できる実践的研究者及び研究的実践家を目指す。
教育課程の4つの特色
❶社会福祉の広範な知識と研究方法を体系的に学修
社会福祉の歴史や理論をベースとして、専門領域の知識を深めつつ、研究方法を学び、自らの研究に適用させます。
❷研究テーマに応じた指導教員のきめ細かな指導
それぞれ指導教員が配置され、多様化・細分化する研究テーマの深い指導を可能にしています。研究計画発表会・修士論文中間報告会・修士論文発表・審査会などでの発表が義務づけられ、研究成果の発表方法の指導も行われます。
❸大学院専用の実習室など充実した教育環境
研究室やコンピュータを設置した大学院専用の情報計画実習室など環境設備が充実。日本社会事業大学社会福祉学会での発表など新しい社会福祉研究教育を志向しています。
❹現場で活躍する福祉関連従事者も在籍
社会福祉現場で働いている人が現職のまま博士前期課程に在籍し、社会福祉現場の課題と社会福祉研究・教育とを結びつけた研究を進めるリカレント教育、および福祉関係職経験者教育システムを実現しています。また、大学院の授業を木・金・土曜日に集中させ、社会福祉実習や現場との共存・共修がしやすい時間割を構成しています。
博士前期課程2年間の流れ
博士前期課程カリキュラム
開講科目系列時間割配置
大学院の授業を木・金・土曜日に集中。
社会福祉現場との共存・共修がしやすい時間割構成としています。
※一部の科目は、他の曜日に開講する場合があります。
※下記時間割の「○」は、研究講義、研究演習、論文指導を指します。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
1限目(9:00~10:30) | ― | ― | ― | 〇 | 〇 | 〇 |
2限目(10:40~12:10) | ― | ― | ― | 〇 | 〇 | 〇 |
3限目(13:00~14:30) | ― | ― | ― | 〇 | 〇 | 〇 |
4限目(14:40~16:10) | ― | ― | ― | 〇 | 〇 | 〇 |
5限目(16:20~17:50) | ― | ― | ― | 〇 | 〇 | ― |
6限目(18:00~19:30) | ― | ― | 〇 | 〇 | 〇 | ― |
一部の科目が認定社会福祉士制度研修認証科目に認証 (社会福祉士有資格者対象)
認定社会福祉士認証・認定機構が認定している「認定社会福祉士」の認定制度の研修として、本学大学院の7科目(12単位)が2021年度より認証されています。2020年9月から認定社会福祉士の取得ルートに、新たに「大学院(教育基幹)ルート」が新設され、在籍している大学院で対象の認証科目を12単位取得した場合に適用されます。
詳細は、認定社会福祉士認証・認定機構のホームページをご確認ください。