お知らせ 地域とともに学ぶ ~東村山市社会福祉協議会との合同授業を実施~ 2025.01.24

2025年1月21日(火)、倉持香苗准教授の授業「ソーシャルワーク演習Ⅱ」において、東村山市社会福祉協議会(以下、社協)職員と住民の方々との合同授業を行いました。

※本学では、「ソーシャルワーク演習Ⅰ・Ⅱ」と「ソーシャルワーク実習指導Ⅰ・Ⅱ」を2年間かけて学びます。通常は1年毎にクラス替えをしますが、本学には、地域を活動の拠点として個別支援と地域支援の統合化を学習する「コミュニティソーシャルワーククラス」があり、2年間同じクラスで学びを深めるクラスがあります。2024年度は、東村山市クラスと清瀬市クラスの2クラスを設けています。

この取り組みは、東村山市に特化した地域型授業を展開している倉持准教授の授業に着目した東村山市社会福祉協議会議からのオファーがきっかけとなり実現しました。

同協議会は現在、子どもや若者の関わりをまちづくりの軸として位置付けた「東村山市第6次地域福祉活動計画」を展開しています。コミュニティソーシャルワークを学ぶ本学学生(若者)の視点を取り入れたいということから、ヒアリングの場として今回の合同授業が企画されました。

授業では、社協職員と住民の11名が①居場所・交流チーム、②防災・防犯チーム、③活躍チーム&広報・活動支援チームに分かれ、クラスの3つのグループを順に回りました。学生は、各チームから出される地域の課題について積極的に提案し、社協職員や地域住民の皆さんと活発なディスカッションを行いました。

授業後、学生からは以下の感想がありました。
「今回の合同授業では、普段の授業で行なっているグループワークが活かされたと思います。また、東村山市社協と住民の皆さんから提示された課題に対し、私たちが今までの学習で培った知識や経験などを織り交ぜ、様々な視点からグループで意見を出し、ディスカッションができたことは貴重な体験となりました。社協の職員や地域住民の方々だからこそのお話は、授業だけでは知り得ることのできないものです。そして、学生同士、気心の知れた相手とではなく、自分より上の世代の方々と意見を交わしたことは、自信にもなり、コミニケーション能力も向上させられたように思います。今日、学んだことを生かし、さらに東村山市について理解を深めていきたいと思います。」

今回の合同授業は、東村山市の地域づくりに関わる人々との協働による実践的な学習機会となりました。

授業の様子

東村山市社会福祉協議会と住民の方々が11名が授業に参加されました

授業前のアイスブレイク。持ち時間10秒で自己紹介をしました

グループワーク

グループワーク

グループワーク

倉持香苗准教授(中央)

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