お知らせ 2024年度JCSW海外スタディツアー(ハワイ) 2025.03.14

 2025年3月4日(火)~3月12日(水)、海外スタディツアーを実施しました。訪問先は米国ハワイ州のホノルル市で、学生9人と引率教員2人(小原教授とヴィラーグ准教授・福祉計画学科長)、計11人が参加しました。
 現地では、ハワイ太平洋大学ソーシャルワーク校(Hawai'i Pacific University, HPU)と連携し、多くの体験学習の他に、学生交流の様々な機会を設定ました。

 スタディツアーのテーマは「自然との共生と多文化共生のためのソーシャルワーク ーハワイにおける先住民等の地域・民族固有の知と日系移民の経験から学ぶ」でした。ハワイの先住民や移民などの多文化の視点に立ったソーシャルワークを主に学んできました。
以下は、プログラムになります。参加学生による詳しいスタディツアー報告は、2025年6月21(土)~22(日)の学内学会(社会福祉フォーラム)で予定されています。

  • HPUでキャンパスツアーと歓迎会
  • HPUでハワイ先住民の精神世界・価値観との導入学習と、これらを基盤としたソーシャルワークに関する特別授業への参加
  • ビショップ博物館でハワイ先住民の歴史と文化に関する学習
  • ハワイ日系文化センターで移民コミュニティの経験に関する学習
  • ハウスレスシェルターでホームレス支援の視察と、当事者と一緒に定期活動(芸術アクティビティ)への参加
  • 真珠湾資料館とアリゾナ号記念施設で日米関係の歴史に関する学習
  • 包括的ヘルスセンターで医療ソーシャルワーカー、コミュニティワーカー、心理士とのパネルディスカッションへの参加と、ハワイ先住民の伝統的な治療センターの視察
  • HPUの学生と屋外の持ち寄りパーティへの参加と、運動系アクティビティによる交流
  • 先住地の保存団体でハワイ先住民文化の体験と、それを活用としたソーシャルワークの学習
  • ホノルル文化祭と長岡花火への参加
  • HPUで持続可能性に関する地域フィールドワーク型授業への参加と、現地の学生と一緒に課題学習グループワークの展開
  • HPUで振り返り及び質疑応答とお別れ会への参加


 なお、スタディツアーの助成元であった全国生活協同組合連合会と中央共同募金会に深く感謝しております。また、ダニエル・ジルー准教授、ヴィンス・オカダ准教授、タミー・マーティン准教授、ポール・トラン講師をはじめとしたHPUの先生方と、ハワイのそれぞれの現場等で対応して下さったソーシャルワーカーなどのスタッフの皆さんには、この場をお借りしてお礼を申し上げます。

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