専門職大学院 Q&A

入学試験にはどのような区分があり、受験資格はどのようなものですか?

一般入試、有資格者入試、指定法人推薦入試、地方公共団体推薦入試、学内推薦入試があります。

一般入試は、大学卒業後、3年以上の実務経験を有する方を対象とした入試で、選抜方法は小論文、筆記試験(語句説明)、面接審査と書類審査です。

有資格者入試は、大学卒業相当者で、社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士・保健師・看護師・保育士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・公認心理師いずれかの国家資格取得後、所定の年数以上の社会福祉関係職の実務経験のある方を対象とした入試で、選抜方法は小論文、面接審査と書類審査です。(※詳細は「2024年度入学試験要項」にてご確認ください。)

指定法人推薦入試は、本専門職大学院が「指定法人推薦入試にかかる法人」として指定している法人から推薦が得られる方を対象とする入試で、選抜方法は小論文、面接審査と書類審査です。指定法人入試の場合は、当該指定法人内で推薦について選抜されていること、原則として3年以上の実務経験があること、所属指定法人への復職が保証されていること等の要件があります。

地方公共団体推薦入試は、地方公共団体の職員で、所属自治体から推薦が得られる方を対象とする入試で、選抜方法は小論文、面接審査と書類審査です。原則として3年以上の実務経験があること、所属自治体に在籍出向または復職が保障されていること等の要件があります。

学内推薦入試については、本学学部在学生、及び本学通信教育科(社会福祉士・精神保健福祉士)の在学生で本学社会福祉学部長または、本学通信教育科長の推薦を得た者が対象です。詳しくは大学教務課、通信教育室にご相談ください。

社会福祉士国家試験受験資格を取得したいのですが。

社会福祉士国家試験受験資格取得コースは2013年度をもって廃止になりましたので、本研究科では受験資格の取得はできません。

修習生・科目等履修生制度はありますか?

専門職大学院の講義の一部を受講できる制度として、修習生・科目等履修生制度があります。修習生制度は、専門職大学院の修了生が、修了後も継続的に専門職大学院における科目を受講し多様な学びを継続できるようにする制度です。科目等履修生制度は、一般の方が専門職大学院の一部の講義を受講し、単位修得できる制度です。修得した単位は、本専門職大学院に入学した場合に認定することもできます。

社会人向けの公開の講座(リカレント講座)があると聞きましたが。

これは、日本社会事業大学専門職大学院が、今まで培ってきた教育・研究のノウハウを活かし、社会福祉従事者の実践力を高めることを目的とした講座です。

内容的には新しい手法や時宜にかなった実践事例、基本的なスキルの振り返りなど、現場実践者のニーズに応え、現場実践に役立つような講座を準備しています。

ぜひ、多くの方々に受講していただき、実践力向上の一助となれば幸いです。

専門職大学院修了時の学位は何ですか?

専門職大学院修了時の学位は、「福祉マネジメント修士(専門職)」です。

大学院社会福祉学研究科博士前期課程の「修士(社会福祉学)」と同様に「修士」の学位として文科省に認められています。

なお、将来本学にて「博士」の学位を希望される場合には、修了要件に修士論文を課している社会福祉学研究科に対して、専門職大学院では修士論文を課していないため、修士論文あるいは修士論文相当の論文を別途作成することが必要となります。