灯し、紡ぐ人

#06

人々の幸せへの願いを灯し、紡ぐ
Chapter 01

人の命に深くかかわることこそ
「本質的な幸せ」につながると実感

会社の概要、そして医療・福祉事業を展開するに至った経緯を教えてください。

私の経営するドットラインでは、高齢者・障がい者・子育て支援等複数領域の医療福祉分野を中心に事業展開しています。『地域の「困った」を「ありがとう」に変える®』をビジョンに、地元である千葉を中心にグループ企業9社、150の事業所を運営中です。

福祉への興味が芽生えたのは、大学受験の予備校に通っていたときのこと。小論文の対策講座で知った「2025年問題」に大きな衝撃を受けたのです。2025年は団塊の世代と呼ばれる方々の多くが75歳を迎え、後期高齢者となる年です。彼らの生活を支える社会保障費がこの年を境に急増し、若い世代の負担も大きくなっていく。やがては日本の社会保障制度が崩壊する危険性をもはらむこの問題に本気で取り組みたい。幼い頃から「誰かの危機を救う存在(ヒーロー)」に憧れていたこと、起業して坂本龍馬のように日本の政治経済を変革したいと思っていたことがこの出来事と結びつき、新たな目標が生まれました。それは「2025年問題のような日本の社会課題を解決する経営者になる」ということ。 その後、「社会福祉をとことん学べる場所は」と探す中で出会ったのが日本社会事業大学でした。

卒業後は大企業に就職しましたが、早期に退職して、ボートレース業界にいくなど紆余曲折を経て起業しました。 最初の数年間は、経営を軌道に乗せるため、収益性の高いインターネットマーケティング事業に注力。原点に立ち返ったのは、祖母の介護がきっかけでした。はつらつとしていた祖母が元気を失い、祖父がその世話に苦労している様子を見て「幸せとは何なのか」という問いを突きつけられた気がしました。社会は物質的な豊かさや利便性を求める傾向にありますが、それは自分や家族の健康が保たれ、日常生活が正常に送れるといった大前提があってこそだと思います。人間の本質的な幸せは「生」の部分にある。それならば私のなすべきことは、やはりそこと深く関わる「福祉」にあるのだろう。すべての点と点がつながり、一つの線を描いたように感じられました。以来、本格的に医療・福祉事業へ乗り出し、今に至ります。社名「ドットライン」の由来となった出来事でもあります。

今なお続く仲間との絆を胸に灯し、紡ぐ
Chapter 02

かけがえのない学び舎との縁は 今、未来へと続いていく

かけがえのない学び舎との縁は 今、未来へと続いていく

大学時代の経験で、現在につながっていることがあれば教えてください。

日本社会事業大学は、戦後から日本の社会福祉を支えてきた伝統ある大学です。専門性の高さでは他に類を見ません。「学ぶならここしかない」と強い決意をもって入学しました。在学中は児童福祉を中心に、福祉全般の学びを深めました。現在、当社が医療福祉領域で多くの事業を展開し、 利用者主体のワンストップサービスを実現できているのも、福祉分野について横断的に学べる日本社会事業大学に進学したからこそだと思います。

また、当時は高齢者や障がい者の方々と接することのできる施設でのアルバイトも経験。現場を知る機会を得たことで、実践的な知識やスキルが磨かれたのはもちろん、福祉業界の経営課題を窺い知ることもできたと感じます。「経営陣だけでなく、ともに働くスタッフ全員に会社のビジョンが浸透しているか」「収益性は確保されているか」など、自身が目指す経営の在り方を意識するきっかけになりました。

当時の経験が、現在の経営スタイルに大きな影響を与えているのですね。社名の由来となった出来事にも通ずる印象を受けます。ご友人とのつながりについては、いかがでしょうか。

同級生・先輩・後輩、年次に関係なく仲間たちの存在は大学生活を送る上で欠かせないものでした。同じ目標や熱量を持つ彼らとともに、「福祉とは、人間とは何か」といった哲学的な問いについて真剣に語り明かした日々は忘れられません。今も「一生の信頼できる仲間」として交流しています。一緒に起業した友人、当社 の事業部長を務めている後輩、他の福祉団体や行政機関等で活躍する友人たち――。アプローチの方法は違えど、みな福祉の未来に貢献したいという目標は同じです。その存在を日々の励みにしています。

次代を拓く指導者たる気概を灯し、紡ぐ
Chapter 03

世界を牽引する可能性を秘め
心も豊かになる価値ある仕事

今後の展望について教えてください。

かつて経済大国だった日本が勢いを盛り返し「もう一度世界をリードする」。その鍵は福祉業界にあると考えています。 世界に先駆けて超少子高齢社会 を迎えている日本は「課題先進国」と言えるでしょう。しかし、先に課題を抱えているからこそいち早く「課題解決先進国」へと転じることもできるはずです。近い将来、超少子高齢社会は人類共通の 問題になります。 日本が先んじてこの課題を解決できれば、世界を牽引する存在になる。その頃、日本をリードしているのは医療福祉業界だと思っています。現在、当社 では地域の課題解決に向けた独自の事業モデルを構築中です。これはきっと日本、そして世界の社会課題解決のロールモデルとなる。私たちが時代を切り拓いていくのです。

また、若者に福祉の仕事の魅力を伝えたいという思いも抱いています。自分の働きかけで誰かの身体状態が改善し、ご本人やご家族から感謝を伝えられることもある。こんなにも心を動かされ、誇りを持てる仕事はそうないと思っています。今後も、事業を通して業界の発展に貢献し、福祉職が憧れの職業としてとらえられるよう尽力していきます。

Message

本気で福祉を学びたいなら、日本社会事業大学一択だと思います。実践重視の学習環境、同じ目標を持ち、互いを高め合える友人たちとの出会いがここにはあります。福祉を学ぶには最高の環境です。また、多くの学生は福祉を専門的に学ぶという覚悟を持って入学しており、アルバイト・実習先でも熱心な姿勢を評価されていると聞きます。それゆえに、福祉業界への就職率も高い。私自身も日本社会事業大学で福祉を専門的に学んだ経歴を高く評価していただくことが多くあり、事業経営に役立っている面も。社会福祉分野における大学のネームバリューを実感しています。多くの方に、日本社会事業大学で次代を担う福祉のリーダーとしての素地を身につけていただきたいものです。そして卒業後はぜひ、当社に入社してください。一緒に時代をリードしていきましょう。

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